幼稚園での輻射式冷暖房導入実例や熱中症対策などをまとめました。導入する空調システムについて比較検討するためのヒントとして、ぜひ参考にしてみてください。
輻射式冷暖房を幼稚園の施設に導入した例を、画像付きでご紹介します。

製品名
エコウィンハイブリッド
解説
エービーシー幼稚園では、0~3歳児を対象とした未満児室に、スクリーンタイプを3台導入しています。もともとこちらの施設では、エアコンと床暖房を導入する予定だったのですが、園長先生が体感ハウスでエコウィンの良さを知り、予定を変更し、エコウィンハイブリッドを導入することになりました。設置してみて、未満児室だけでなく、その隣の沐浴室や調乳室も居心地の良い空間になり、多くの利用者から好評を得ているとのことです。

製品名
エコウィンハイブリッド
解説
幼稚園児にとっての安全、そして快適性を優先したいという思いから、明照幼稚園では、冷暖房システムとしてエコウィンハイブリッドを導入。技術を駆使した製品に対する関心が高い佐藤理事長は、それより前に自宅にエコウィンハイブリッドを設置しており、その満足感から、今回も導入を決めたとのことです。
園児たちが熱中症にならないようにするための対策として、次のようなものが挙げられます。
幼い子どもは、大人とは異なり、自分からのどの渇きを訴えることが難しかったり、あるいはのどが渇いていることに気付かなかったりするケースが珍しくありません。こまめな水分補給は、熱中症を防ぐためには欠かせない行動なので、幼稚園側でお茶などを飲む時間を設けておくようにしましょう。
ただ、その際に注意したいのは、「水」だけではナトリウム不足になってしまうという点です。ですので、できればイオン飲料やミネラル入り麦茶などで水分補給をさせるようにしてください。
気温と湿度を確認し、適切に冷房器具を使うことが求められます。いくら暑さの厳しい夏だからといって、施設内の温度をあまりに低く設定しおくと、子どもたちが暑さに弱くなってしまう可能性があります。ですので、低すぎる温度設定は避け、すだれやサーキュレーターなどを上手に用いるなどの工夫をプラスして、快適で過ごしやすい空間を維持していくようにしましょう。
身に着ける衣服を工夫することも、熱中症対策になります。特に大切なのは、通気性の良い服を選ぶことです。そのうえで、外出時には首元までしっかりと覆うことのできる帽子をかぶり、さらに首元を冷やすタオルや保冷剤などのアイテムを併用するのがおすすめです。自宅で用意してもらうよう保護者に伝えておきましょう。
日中の暑さが特に厳しい時間帯は、可能なかぎり外出を控えることも重要です。幼稚園では、子どもたちの運動機能の向上や健康維持を目的として、公園などの屋外でのさまざまな活動をカリキュラムに組み込んでいますが、暑すぎる日には、熱中症のリスクを考え、園内での活動に切り替えるようにしましょう。
ところで、屋外での活動をするのに暑すぎるかどうかを判断する際には、「暑さ指数(WGBT)」を参考にすることをおすすめします。暑さ指数では、温度基準がいくつかに分けられており、それぞれの温度基準についてふまえておくべき注意事項が記載されています。たとえば、25~28℃は「警戒」に該当するため、運動などをする場合には定期的に休息時間を設けることが必要であるとしています。
暑い日に、無理に屋外活動を実施するのは危険です。けれども、だからかといって、危険とはいえない天候の日にもずっと涼しい場所にいることに慣れてしまうのも、問題があります。久しぶりに暑い場所に出た時に、上手に発汗できなくなってしまう可能性があるからです。そうなると、体に熱をためこむ状態が続いてしまうのです。
幼稚園では、空調設備の選定が非常に重要です。多くの子どもたちが集まる場所では、健康や快適性を保つために適切な空調管理が必要です。
特に、感染症対策やアレルギー対策として換気は欠かせません。
幼稚園や保育園には多くの子どもたちが通い、まだ免疫力が十分でないため、インフルエンザや風邪などにかかりやすい環境です。こうした施設では、大人が働くオフィスや飲食店以上に、徹底した換気が必要です。特に密集しやすい幼稚園では、空気が滞留しやすく感染症の拡散リスクが高まります。
また、マスクを着用することで感染予防は可能ですが、子どもたちは長時間のマスク着用が難しく、息苦しさから外してしまうこともあります。さらに、マスクで口元が隠れることで、保育士や先生が子どもたちの体調変化に気付きにくくなるリスクもあります。そのため、常に新鮮で清潔な空気を保つために、定期的な換気が必要です。
自然換気は、室内外の温度差や風圧を利用して空気を入れ替える方法です。CO2センサーを使用して、換気が必要かどうかを確認し、迅速に対応できます。感染症対策として、1時間に2回以上窓を全開にすることが推奨されています。
換気の際には、対角方向にある複数の窓を開けると効果的です。また、常時数cmの窓を開けておくことでも、十分な換気が可能です。しかし、換気扇や換気口の近くの窓は開けないようにしましょう。ショートサーキット現象により、新鮮な空気がすぐに排出されてしまうためです。
機械換気は、換気扇やファンを使用して強制的に空気を入れ替える方法です。2003年7月以降に建築された施設には、シックハウス対策として機械換気設備の設置が義務付けられています。これにより、建物内の汚れた空気を新鮮な外気と入れ替え、室内の空気を清潔に保てます。自然換気と機械換気を併用することで、エアロゾル感染対策がより効果的になるでしょう。
しかし、機械換気はスイッチの場所が分からなかったり、電気と一緒にスイッチオフにしてしまったりすることがあります。2003年7月以降に建築された施設では24時間換気が基本なので、スイッチを切らないよう注意が必要です。
また、スイッチに注意書きのシールを貼ることで、誰でも簡単に認識できるようにしましょう。
幼稚園に設置する空調システムとしておすすめしたいのは、輻射式冷暖房です。部屋全体をやわらかく冷やしたり暖めたりすることができるため、園児たちにとって快適に過ごせる空間を維持できます。また、炎を用いないので、やけどや火災などが起こりにくいです。省エネ性も兼ね備えているので、幼稚園の経営という観点からも、魅力的な空調システムであるといえます。
輻射式冷暖房は、空気の循環を促し、アレルギー対策にも効果的です。室内に滞留するダニやホコリなどの環境アレルゲンを排出しやすくします。換気によって空気を入れ替えることで、ホコリが外に逃げ、ダニが好む湿度も減少します。これにより、子どもたちが過ごす環境をより清潔で健康的に保てます。
幼稚園での空調管理は、子どもたちの健康を守るために欠かせない要素です。定期的な点検やメンテナンスを行い、最適な換気を維持することで、安全で快適な学びの場を提供しましょう。
条件に合った
輻射式・放射式
冷暖房が見つかる

2022年9月15日現在、「輻射式冷暖房」「放射式冷暖房」で検索して表示された輻射式冷暖房メーカー35社のうち、納入事例数が多い2社(※)をピックアップしました。
※個人住宅への納入事例は除く。
