一般的な冷房・暖房の風は、「脳」に良くない影響を与えることをご存知でしょうか?実は冷暖房の風にあたると、脳は不安を感じやすくなるという研究結果が報告されています。そこで導入したいのが、リラックス効果の高い「輻射式冷暖房」です。本記事では、冷暖房の風が脳に与える影響について解説した後に、輻射式冷暖房のリラックス効果をご紹介します。
2017年、九州大学基幹教育院の岡本准教授は、「冷暖房の風によって人は不安になり、時間の経過を遅く感じるようになる」との研究結果を報告しました※1。冷暖房の風があたると脳波のガンマ波とベータ波の振り幅が高くなることから、「脳波が強い不安状態を反映している」との結論に至ったためです。
ガンマ波とベータ波は、両方とも不快な環境にて増加する脳波として知られています。リラックスした快適な状態ではアルファ波が出るのに対し、不快を感じる緊張状態ではガンマ波とベータ波が現れるため、冷暖房の風は人の心理状態に良くない影響を及ぼすと言えます。
※1参照元:九州大学公式サイト
(https://www.kyushu-u.ac.jp/ja/researches/view/168/)
※2参照元:【PDF】JSTAGE公式サイト
(https://www.jstage.jst.go.jp/article/souonseigyo/37/2/37_117/_pdf)
冷暖房による脳への影響の実験に用いられたのは、一般的な風が出る冷暖房と、風が出ない輻射式冷暖房(放射式冷暖房)です。輻射式冷暖房は風が出ません。ヒーターパネルに冷水または温水を循環させることで、その熱や冷たさを利用して部屋の空気を快適な温度へと導くシステムです。冷風・温風によって局所的に空気の温度を変化させる冷暖房とは違い、近くにある熱や冷たさによって広い範囲の空気を徐々に快適な温度にするのが輻射式冷暖房と言えます。
一般的な冷暖房の風で脳波の振り幅が高くなるのに対して、輻射式冷暖房(放射式冷暖房)では、脳波の振り幅が低くなったと報告されました。なぜなら輻射式冷暖房は無風であるためです。一般的な冷暖房では冷風・温風を噴出して部屋の空気を温めますが、輻射式冷暖房はこたつや電気ストーブ、焚き火のように、熱によって周辺の空気自体を温めます。無風であることから、冷暖房のように脳に悪影響を与えることがないと判断されたと考えられます。
参照元:九州大学公式サイト
(https://www.kyushu-u.ac.jp/ja/researches/view/168/)
九州大学の研究では、一般的な冷暖房と輻射式冷暖房(放射式冷暖房)を切り替えながら実験が行われたそうです。その結果、脳波・心理時間・皮膚温度などを踏まえた上で計測される脳活動が、一般的な冷暖房が稼働しているときと比べてリラックス状態にあったことがわかりました。
先にも解説しましたが、輻射式冷暖房の仕組みはこたつのヒーターパネルと同じです。こたつに入っていると安らげる、リラックスする…と感じたことがある方も多いのではないでしょうか。無風ながら空気を温める輻射式冷暖房は、一般的な冷暖房よりも人の心理的な健康を守るものだと考えられます。
参照元:九州大学公式サイト
(https://www.kyushu-u.ac.jp/ja/researches/view/168/)
条件に合った
輻射式・放射式
冷暖房が見つかる

2022年9月15日現在、「輻射式冷暖房」「放射式冷暖房」で検索して表示された輻射式冷暖房メーカー35社のうち、納入事例数が多い2社(※)をピックアップしました。
※個人住宅への納入事例は除く。
