オフィスビルの建設を検討する中で「ZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)」という言葉を耳にする方も多いのではないでしょうか。 SDGs・ESGへの取組みとして、今後ZEB市場は加速すると予想されています。
ここではZEBについて詳しく解説するとともに、ビルの消費エネルギーの割合を大きく占める「空調設備」の導入について説明します。
ZEB化の実現は空調設備がカギ!
省エネ×快適性が叶う空調設備とは

ZEBとは、Net Zero Energy Building(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)の略称で、「ゼブ」と呼ばれています。快適な室内環境を実現しながら、建物で消費する年間の一次エネルギーの収支をゼロにすることを目指した建物のことです。
省エネによって使うエネルギーを減らすだけでなく、太陽光パネルなどでの創エネによって使う分のエネルギーをつくることで、エネルギー消費量を正味(ネット)でゼロにする仕組みをつくります。
しかし、必ずエネルギー消費量をゼロにしなければZEBと認められないわけではありありません。
オフィスビルや庁舎で消費されるエネルギーは、空調設備や電気設備といった建築物の運用エネルギーに関わるものが大きく、特に空調設備はエネルギー消費量全体に占める割合が50%を超えるとも言われています。
そのため、「空調設備で消費されるエネルギーをいかに減らすか」また「いかに効率的な空調システムを構築するか」がZEBを実現する大きな課題になるのです。
環境省では、空調機設備にかかるエネルギー消費量を削減するための対策として、人が感じる快適性に着目した輻射式(放射式)冷暖房システム等の新たな空調システムを推奨しています。(※1)
実際、日本初(※2)のZEB庁舎である「神奈川県開成町役場庁舎」の空調も、輻射式(放射式)冷暖房が採用されています。
(※2)インターセントラル製品資料(PDF)(https://www.i-central.co.jp/wp/wp-content/uploads/2021/03/ceiling.pdf)
輻射式(放射式)冷暖房とは、「放射(物質を介さず温度の高いほうから低いほうへ熱が伝わる熱の移動)」の効果を利用して、建物利用者の体感を調整することで、室内設定温度を緩和し、省エネルギーを実現するシステムです。省エネ性能の高さだけでなく、従来の空調機システムに比べて、気流のドラフトや温度ムラによる不快感が少なく、快適な空間を作り出すことが可能です。


まだまだ普及途中の輻射式(放射式)冷暖房。今まで輻射式冷暖房を知らなかった方、その性能について疑問に思う方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、日本初のZEB庁舎「神奈川県開成町役場庁舎」へ輻射式冷暖房を導入したインターセントラルをインタビューしました。
今回応じてくださったのは、インターセントラル代表取締役社長の肥田様。ビルのZEB化を検討する方に向けて、輻射式冷暖房の魅力や、輻射式冷暖房がSDGsへの取組みにどうつながるのか、詳しくお伺いしました。
(※)インターセントラル製品資料(PDF)(https://www.i-central.co.jp/wp/wp-content/uploads/2021/03/ceiling.pdf)

輻射式冷暖房メーカーである株式会社インターセントラルは、日本初のZEB庁舎「神奈川県開成町役場庁舎」のほか、羽田空港や東京駅丸の内駅舎など、著名な建築物への導入を始め、多くのオフィスビルや庁舎への導入実績を持つ会社です。
空気式・水式を問わず、天井・床・壁にいたるまで設置工事が可能。建築物の規模や目的に合わせて使い分けられる多様な製品ラインナップを有しています。
(※)インターセントラル製品資料(PDF)(https://www.i-central.co.jp/wp/wp-content/uploads/2021/03/ceiling.pdf)

開成町役場庁舎
革新的な「天井放射パネル+LED照明」を実現。他にも、広い受付には床放射式の輻射式冷暖房を導入するなど、空間規模に合わせて適切な製品を取り入れています。
輻射式(放射式)冷暖房には、冷温水で温度を調整する「冷温水式放射空調システム」と空気の温度で調整する「空気式放射空調システム」の2つに分かれます。
どちらも対流式のエアコンと比べて高い省エネ効果を発揮しますが、特に「冷温水式(床、天井ともに)」は、搬送動⼒の低減に加え、 冷房時には⾼い、暖房時には低い熱媒温度での空調が可能となるため、再生可能な⾃然エネルギー(井水、地中熱、太陽光)が利用しやすいことがメリットです。
中温冷水を有効活用できるため、脱炭素化に向けたCO2排出削減を実現できると考えています。
イニシャルコストが増加してしまうことだと思います。輻射式(放射式)冷暖房を含む、ZEBへの実現に向けた「空調最新技術」の導入はまだまだ普及途中のため、 費用がかかることもしばしば。
しかしオフィスでのエネルギー消費量のうち、空調関連で50%、照明で30%を占めると言われており、両分野の省エネ化はZEB実現には不可欠です。
特に輻射式(放射式)冷暖房は、高い省エネ性に加え、快適性による労働生産性の向上も期待できるため、ZEBを推進する上での有力な選択肢となり得ると考えています。
前述した通り、省エネ性能の高さはもちろん快適性が高いところです。 風を感じず、静かで、温度ムラのない快適な空間を創り出せるため、よく「陽だまりのような空間」に例えられます。
オフィスでは従業員の生産性向上が見込め、病院や老健施設では患者さんや入居者の方の身体への負担を軽減するなど、人にやさしい空調方式であることが魅力と考えています。
インターセントラルは放射空調の省エネ性を通じて、循環型社会の形成を目標としています。具体的には、SDGsアクションプランにも定められているZEB・ZEHの推進によって環境低減を達成し、SDGs目標7,12,13の達成に貢献したいと考えています。
ESG不動産投資への関心も高まりを見せている今、ZEB化やCASBEEスマートウェルネスオフィス等(※)の認証取得を目指す建築物も増えており、 入居者にとっての魅力的なビル(オフィス)の概念も変化しつつあります。
今後ZEB化に向けた動きはますます加速していくと予想されていますので、ぜひ我々の経験を生かして脱炭素化への取組みをお手伝いさせていただきたいと考えています。
(※)建築物の環境性能で評価し格付けする手法。 省エネルギーや環境負荷の少ない資機材の使用といった環境配慮はもとより、室内の快適性や景観への配慮なども含めた建築物の品質を総合的に評価するシステムを指す。
インターセントラルは、放射冷暖房システムを20年前に発売し、長年の経験と全国各地にて多数の実績を積んでまいりました。 おかげさまで現在では、床、天井、壁と設置箇所を選ばず、且つ冷温水式、空気式と熱媒に関してもすべての方式を手掛けるリーディングカンパニーへと成長することができました。
脱炭素社会の実現に向けて、更に放射空調の導入を促進させるために日々活動しております。 「放射」「輻射」に関する事、すべてに柔軟に対応させていただきますので、ぜひご相談ください。
インターセントラルに
輻射式冷暖房について相談する(公式HP)
| 会社名 | 株式会社インターセントラル |
|---|---|
| 所在地 | 東京都中央区日本橋本町3-7-2 MFPR日本橋本町ビル1F |
| 受付時間/定休日 | 9:00〜17:00/土曜・日曜・祝日 |
| 電話番号 | 03-6661-6381 |
| 公式HP URL | https://www.i-central.co.jp/ |
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