冷暖房機器は日々進化を遂げており、その中の一つが光冷暖です。ここでは光冷暖とは何か、輻射式冷暖房とはどういった違いがあるかについて解説します。
光冷暖とは、遠赤外線を利用することによって家の中を適温にするシステムです。
まず、ラジエーターと呼ばれる放熱器に特殊セラミックコーティングを行います。他にも壁や天井、カーテンなどにもセラミックコーティングが必要です。
ラジエーターから遠赤外線放吸射が行われると、壁や天井などに遠赤外線が共振・共鳴します。これにより、熱を与えたり奪ったりするのが光冷暖の基本的な仕組みです。
ラジエーターが何枚必要になるのかについては、家の構造や間取りによっても変わってきます。ただ、しっかりと断熱ができている家であれば、一台のラジエーターで30畳ほどの広さをカバーすることも難しくありません。
光冷暖にはどのようなメリット、デメリットがあるのでしょうか。それぞれ解説します。
エアコンで風を送るのとは違い、送風がないので「冷たい風で部屋を冷やすのが苦手」といった方でも快適に過ごしやすくなります。
光冷暖は、赤外線の通り道を作り、家全体の温度を統一することが可能です。これにより、ヒートショックなどのリスクを抑えることにもつながります。
効率よく光冷暖で家全体の温度を調整するためには、遠赤外線の通り道が必要です。そのため、壁で仕切っている間取りの家にはあまり向いていません。
新築住宅などで導入しようと考えた場合、あらかじめ光冷暖を利用する前提の間取りを検討することになるでしょう。
また、家全体の温度が均一であることはメリットである一方、デメリットにもなります。例えば、冬場に涼しい所に野菜を置いておきたいものの、家全体が暖かいといったケースもあります。
十分な性能を発揮するためには、家全体の断熱性も重要です。リフォームなどであとから光冷暖を取り入れる場合、同時に断熱性を高めるための工事も行わなければなりません。
従来の輻射式冷暖房と光冷暖は、どちらも快適な室温が目指せる輻射式冷暖システムです。
それぞれにはどういった違いがあるのか解説します。
光冷暖は紹介したように、ラジエーターのほかに壁や天井、カーテンなどにもセラミックコーティングを行い、遠赤外線が共振・共鳴するのを利用して温度を調整する方法です。
一方、従来の輻射式冷暖房は輻射パネルの放射板を温めたり、冷やしたりすることによって発生する輻射熱を放出・吸熱するのが違いです。
セラミックコーティングが必要か、必要ないかによって変わるポイントが多いです。
光冷暖では複数のものに対してセラミックコーティングを行わなければならないため、それだけ費用がかかります。
コストが高くついてしまう点に注意しましょう。
新築時に検討できればある程度費用は抑えられるものの、リフォームで導入しようとすると高くついてしまうことが多いです。
また、セラミックコーティングが必要になることから一般的な壁紙が使用できません。色の選択肢も限られてしまいます。
一方、従来の輻射式冷暖房であれば、こういった制限がないのも違いです。
条件に合った
輻射式・放射式
冷暖房が見つかる

2022年9月15日現在、「輻射式冷暖房」「放射式冷暖房」で検索して表示された輻射式冷暖房メーカー35社のうち、納入事例数が多い2社(※)をピックアップしました。
※個人住宅への納入事例は除く。
