輻射式冷暖房機を導入すると、1か所に設置されることがほとんどですが、中には輻射パネルを移動できるタイプもあります。ここでは移動式パネルを用いた輻射式冷暖房機のメリットとデメリットについて解説しますので、導入の際の参考にしてください。
移動式輻射パネルとは、キャスターつきで好きな場所に移動できる輻射パネルのことです。通常であれば輻射式冷暖房を設置する際、輻射式パネルは壁と一体化するように設置するか、パーテーションのように設置する自立タイプかのどちらかになることが多いでしょう。これらは基本的に、一度設置したら場所を動かせないタイプの輻射式パネルです。
しかし移動式輻射パネルにはキャスターなどの可動部分がついており、室内の好きな場所に移動させられます。室内での移動はもちろん、一時的にしか使われない空間への設置もしやすいため、より利用の幅が広いタイプの輻射式冷暖房機です。
移動式輻射パネルのメリットといえば、やはり移動させて好きなところに設置できることです。室内での移動はもちろん、たとえば仮設施設など一時的に利用する空間でも導入できることがメリットとなります。その他、倉庫や保管庫、建築現場での仮設事務所、展示会場などでも使えるので、設置型の輻射パネルよりも利用できる範囲が広がります。
移動式輻射パネルは好きな場所に移動できて便利なものですが、輻射パネルは輻射熱により周辺を徐々に温めるものです。そのため移動式だと移動した直後にはその暖かさや冷たさを感じることができない可能性があることがデメリットとなります。さまざまな場所に移動してその周辺の空気を快適な温度にする用途であれば、十分な効果を実感できなくなる可能性が高いでしょう。
また壁と一体化する設置タイプと比べると、移動式の輻射式冷暖房機は存在感があります。そのためマンションなどの居住空間であれば、邪魔になったり、目に付きやすくなったりすることがあるかもしれません。
輻射式冷暖房のパネル下部にキャスターがついたタイプのMPシリーズです。キャスターで室内では簡単に移動ができるようになり、仮設施設や屋外などで本領を発揮します。またイベントを開催する際の展示場など、一時的に冷暖房施設が必要である場合にも有効です。
マクニカの新たなブランドとして開発された「CeeM」は、体育館やアリーナへの設置を前提とした移動式の輻射式冷暖房機です。大きな空間でも効果を発揮するように開発されていて、風や音、温度ムラがないことから高い省エネ性能により快適な空間を作り上げることを目指しています。スタイリッシュなデザインなので、設置してもインテリアの雰囲気を崩すことはないでしょう。
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