暖房時に輻射冷暖房設備に表面温度がどれくらい高くなるのか疑問に思ったことのある方も多いはず。特に小さな子どものいる家庭だと、やけどの心配はないのかといった疑問もあるでしょう。ここでは、輻射冷暖房設備の安全性について解説します。
輻射冷暖房設備の表面は暖房時に熱くなり遠赤外線を放射します。火気や電熱コイルなどを利用した暖房器具とは異なり、触っただけでやけどをしてしまうことはありません。冷媒ガスの温度以上に上がることはなく、最大でも60度を超えるくらいの温度です。60度程度であれば、触った瞬間にすぐにやけどをすることはないため、安心して使用できるでしょう。
ただし、小さな子どもや乳幼児があるご家庭では低温やけどなどの心配もあるかもしれません。輻射冷暖房設備は、メーカーによってはオプションでパネルカバーを設置できる場合もあります。パネルカバーを設置することで、温度が高くなっても、カバー表面の温度は40度程度までしか上がりません。
パネルカバーは好きな写真や図柄を印刷できるものもあるので、インテリアの一部としても活躍するでしょう。子どもがいるご家庭で輻射冷暖房設備を設置する場合には、パネルカバーの設置も検討してみてください。
輻射冷暖房設備は耐久試験や耐震試験結果を通し、各社十分に対策を実施しているため安全に使用できます。天井輻射空調の場合は、安全性を確保するために吊りボルト補強やパネル端部つかみ金物を開発。これにより、天井面2.2G(地表面震度6弱程度)まで落下を防止できる技術を確立しています。
放射パネルの開講気候における耐震強度については、建具の検証としてYKKAPにて耐震性能に見合う蝶番強度が確保されているか検証したうえで選定しています。蝶番のカール部の開き強さや羽の曲げ強さ、軸のせん断強さ、パネルの固定ネジの引張強さなどを確認。さらなる安全対策として開き止めワイヤーを追加することで、開閉時に16kgのパネル重量の慣性力によって破損・落下などが生じる危険性を回避しています。
天井反射パネルの耐震実験では、実物大のモックアップによる加振実験を実施。構造設計時の基準となる、極めてまれに発生する大地震を想定した建物王党派と建設省告示で示される告示波を振動として与えて実験しました。試験結果は設計震度相当である建物応答派100%時において、各所損傷がありませんでした。配管気密試験においても圧力低下は見られず、損傷も確認されていません。
その後さらに大きな振動を与えても損傷はなく、天井変異も微小という結果に。これらの試験結果を通して、輻射冷暖房設備は優れた耐震性を持っていることが証明されています。
参照元:放射(輻射)冷暖房協議会「微気流を併用した放射空調を行う都市型環境建築の性能検証」
(http://www.archsj.jp/img/D_1.pdf)
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輻射冷暖房設備は温度が高くなっても、一瞬触れたくらいではやけどになる心配はありません。ただし小さな子どもがいるご家庭だと低温やけどの心配があります。やけどが心配な場合は、パネルカバーを設置するとよいでしょう。
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