輻射冷暖房には「ARCH規格」と呼ばれる規格があります。輻射式冷暖房(放射式冷暖房)の冷却能力・加熱能力を測定するための方法や、条件を制定している規格のことです。ARCH規格はARCHと呼ばれる団体によって制定されました。本記事では輻射冷暖房のARCH規格の概要と、ARCHの活動についてご紹介します。これから輻射式冷暖房(放射式冷暖房)を導入したいと考えている方は、あらかじめこちらの記事の内容を知っておいてください。
輻射冷暖房のARCH規格とは、2017年3月に制定された天井型輻射式冷暖房(放射式冷暖房)の規格のことです※。輻射式冷暖房と放射式冷暖房における、冷却能力と加熱能力を決めるための条件や測定方法を規定しているもので、一般社団法人放射・輻射冷暖房協議会によって定められています※。ARCH規格はEN規格とほぼ同じものであるため、世界基準の規格だと考えて良いでしょう。
輻射冷暖房のARCH規格では、冷却能力および加熱能力を測定するための環境が規定されており、温度差を関数で表すこと、定常状態で測定すること、気密性の高い部屋で測定すること、疑似熱負荷装置を決められた位置に設置して再現性を確保することなどが定められています※。ARCH規格に沿った輻射冷暖房であれば、一般的な建物で使用するシステムとして冷却性能・加熱性能ともに十分であるとされます。
※参照元:【PDF】一般社団法人放射・輻射冷暖房協議会公式サイト
(http://www.archsj.jp/img/file52.pdf)
ARCH規格とは一般社団法人放射・輻射冷暖房協議会(ARCH)によって定められた規格です。その運営元であるARCHは、従来型の冷暖房システムよりもエネルギー効率を向上させ、再生可能エネルギーの活用を行うことにより、地球環境保護や経済活動支援に貢献することを目指しています。
しかしそのためには技術課題の改良とシステム利用者への認知拡大が必要です。そのためARCHは技術的評価基準や測定方法を確立させ、省エネルギーエシステムの普及を促すための活動を行っています。
参照元:一般社団法人放射・輻射冷暖房協議会公式サイト
(http://www.archsj.jp/purpose.html)
「ARCH規格」とは、輻射冷暖房の規格のことです。制定したのは一般社団法人放射・輻射冷暖房協議会(ARCH)であり、ARCHは省エネルギーシステムの普及を促すため、地球環境保護や経済活動支援に貢献できるよう省エネ性能の高いシステムの技術評価基準や測定方法を確立させる活動を行っています。
輻射式冷暖房(放射式冷暖房)は、従来型の冷暖房システムに比べて環境性能が高く、さらに建物に住む人の快適性をも向上させるものです。しかし輻射冷暖房と言っても、ARCH規格に則っていないものも見受けられます。
輻射式冷暖房(放射式冷暖房)の性能をはかるには、性能試験により各製品ごとの性能を確認しなければなりません。輻射式冷暖房の性能試験に関しては、下記の記事で詳しく解説しているので、輻射式冷暖房の導入前にぜひ確認してください。
条件に合った
輻射式・放射式
冷暖房が見つかる

2022年9月15日現在、「輻射式冷暖房」「放射式冷暖房」で検索して表示された輻射式冷暖房メーカー35社のうち、納入事例数が多い2社(※)をピックアップしました。
※個人住宅への納入事例は除く。
