業務用エアコンを使っても寒い日があります。故障と思いがちですが、原因がいくつかあるのです。わからないからこそ慌ててしまい、業者を呼んでから「なんだそんなことか」と拍子抜けすることもあります。原因を知っていれば、合わせた対処法を実践するだけで解決するのです。
業務用エアコンでも寒い日があります。稼働しているのに温まらないのは、霜降り運転の可能性が考えられるのです。霜降り運転中ではエアコンの運転がストップします。当然、温風は出ません。
霜降り運転は故障ではなく正常な動きです。一時的に、室外機の熱交換器を温めることで霜を溶かします。デフロストとも呼ばれていますが、霜が溶ければ暖房運転は再開されるのです。霜降り運転中は、室内機から音が聞こえることもありますが、冷媒の流れる音が考えられます。室外機から湯気も発生することはありますが、霜降り運転中なら正常な現象です。
注意したいのはエアコンの能力不足で暖かくならない可能性もあることです。エアコンは暖房を苦手としており、正常に稼働していても部屋全体が温まらない場合があります。雪が降って霜降り運転まで始まればなかなか温まらない時間が長くなるのです。新品でも温まらないなら能力不足が考えられます。
霜降り運転でも能力不足でも、そのときの寒さが解決するわけではありません。寒さを抑える工夫が必要です。
暖かい空気は上へ、冷気は下に溜まる性質を持っています。その性質を理解した上で、温かい風が床の方へ行くように調整するといいでしょう。上下の調整がむずかしいタイプなら、サーキュレーターを利用するのも有効です。
サーキュレーターを使えば、部屋全体で温かいところと冷たいところがあるといったムラがなくなります。部屋全体の空気を循環させれば、全体が温まるのです。サーキュレーターは暖房だけではなく夏場でも役立ちます。
購入してからほとんど手入れをしていないと、汚れが溜まっている可能性があります。汚れが送風の邪魔をすると、風量は下がるのです。暖房能力も下がりますし、効率性が低下して電気代も高くなる可能性があります。
掃除をしたい箇所として、室内機やフィルターや室外機です。フィルター程度なら自力でも掃除はできます。ただ、内部までバラして掃除をするのは専門知識がないと難しいです。本格的な掃除ができる専門業者に依頼をしたほうが無難でしょう。
設定温度を下げてみてくださいとくに一番高い設定温度で暖房している場合は問題を解消できる可能性があります。温度を下げると霜が付きにくくなるからです。結果、霜降り運転の数が減ります。エアコンがすぐストップする場合、試してみる価値があります。
窓に断熱シートを貼るのも有効です。窓は部屋の熱が逃げていく場所のため対策ができます。省エネという観点からも有効です。カーテンを締め切らなくても済みます。断熱シートのラインナップはグレードや仕様も各種あり、バラエティ豊かです。
暖房能力の高いエアコンに買い替えるのも選択肢の1つです。注意したいのは、冷暖房能力と比較して暖房能力が少しだけ低い点。冷暖房を基準に部屋の広さと同じ12畳用のものを選んだとします。冷房では適していますが、暖房では能力不足もありえるのです。また、10年以前のものだと能力や機能が低いケースもあります。
室外機に屋根をつけてみてください。ホームセンターでも販売されています。室外機の周囲に物があったりゴミが溜まっていたり、雪が積もっていたりすると問題です。室外機が空気を取り込むためのスペースを確保できません。最低でも30センチ程度のスペースを確保したほうが良いでしょう。雪が積もっているなら除去して、電源やブレーカーを入れ直して、改めて電源を入れ直してみてください。
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